はぎハピ
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 妊娠が成立するには「卵子と精子がタイミングよく出会うこと」がとても重要です。卵子が受精できるのは、排卵後約「24時間」と言われています。約1日の間に卵子が精子と出会わなければ排出され、月経が起こります。精子が受精できるのは、約48時間から72時間であり、その期間から外れて卵子とであっても受精することはできません。 さらに、射精された数億の精子も、卵子にたどりつくまでに数が減り、たどりついたとしても、多数の精子で卵子を取り囲む何層もの膜をやぶるため、たどりつけた精子の数が少ない場合受精には至りません。 また、卵子について、成熟する前の卵子(正しくは、卵子へと分化することが可能な一次卵母細胞)の数は胎児の頃からすでにその数が決められていて、排卵などによりその数は減りつづけ、増えることがありません。卵子がなくなれば閉経となります。 加齢により妊娠の成立に対する能力にも変化が生じます。妊娠を希望してから妊娠するまでの周期数が増えることや染色体異常などの発生率が上がること、また受精卵になっても上手く着床・成長できないということも多くなります。 しかし、たとえ受精し、胎嚢(たいのう/赤ちゃんが育つふくろ)を認めたとしても、10%以上は流産の可能性を持っていることを知っておいてください。 妊娠6週頃には心拍を確認でき、流産のリスクが減るものの、それでも心拍が消失してしまうこともあります。順調に妊娠8週を過ぎてやっと流産の可能性が1%以下になります。 医療事情が発達した現代では「出産は命がけ」との言葉をあまり聞かなくなりましたが、今も昔も出産がお母さんにとっても赤ちゃんにとっても大きな仕事であることに変わりはありません。 全ての赤ちゃんが愛情をいっぱい受けて幸せに育って欲しいですね。妊娠が成立することは奇跡に近いこと、ということをご存知ですか。妊娠が成立することは奇跡に近いこと、ということをご存知ですか。無事に妊娠することは人類の神秘ともいわれています。無事に妊娠することは人類の神秘ともいわれています。*若年出産では子宮が未熟であったり、骨盤が未完成であることから低体重や帝王切開になるケースが多い。*高年出産では先天異常児の出生率や流産率が高まる、妊娠高血圧症候群等の妊娠中毒症を起こしやすくなる。出産について以下のような場合は、出産におけるリスクがどの程度か医師と相談しましょう。□若年(20歳未満)・高年(40歳以上)の妊娠□低身長(150㎝未満)□肥満(BMI25以上)□飲酒・喫煙の習慣がある □心臓病や糖尿病・腎臓病・自己免疫疾患など 基礎疾患がある□子宮筋腫がある・子宮膣部の手術経験がある□前回の妊娠・出産に異常があった不妊について●男性・女性ともに、妊娠・出産には適した年齢があり、30歳代半ば頃から年齢が上がるにつれて様々な リスクが相対的に高くなるとともに、出産に至る確率が低くなっていきます。●不妊症は男女ともが原因になりうるものです。不妊治療は夫婦揃って行うものです。妊娠に至る過程不妊専門相談センター(茨城県産婦人科医会) 029-241-1130不妊で悩んでいる方のための専門の相談センターです。 平日 9:00~15:00http://www.ibaog.jp(メール相談もお受けしています。)高萩市特定不妊治療費の助成について●平成27年度より特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)と、特定不妊治療とあわせて行われた、男性の 外科的不妊治療に要する経費の一部を助成する事業を開始しました。(内容はP46「高萩市助成制度」へ5

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